和歌山バス㈱
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安定した環境と、働きやすい職場で、ステップアップを目指せます! 入社のきっかけ

助役(運行管理者) Kさん・2010年入社・40代

前職は美容師でした。現在3人の子どもがいますが、2人目が生まれたタイミングで、より安定した環境で働きたいと考えていたところ、義父に和歌山バスを勧められました。
ドライバーはまったくの異業種でしたが、和歌山バスなら長期で活躍できると思い転職を決意。また、生まれも育ちも和歌山の私は、小さい頃から和歌山バスを利用していましたので親近感がありました。
もちろん、バスの運転は初めてでしたので、初めはすごく緊張しましたが教習期間中は、指導員がついてイチから丁寧に指導して頂けましたので、安心して業務を覚える事ができましたね。

ステップアップについて

和歌山バスでは、路線バスの運転士として活躍するだけでなく、リムジンバスの運転士になる方もいれば、
バスの指導員になる方など、ステップアップのチャンスもあります。
私も路線バスの乗務員として勤務を開始しましたが、新しいことに挑戦したいという気持ちと、自分自身の成長を目指して運行管理者にチャレンジしました。
現在、運転士の、点呼・アルコールチェックなどを行い、当日の運行表予定、運行に使う車両、注意事項を伝えます。車輌点検で何か不具合があればそちらの対応も行います。
また、顔色などにも注目して、体調面を確認した上で、送り出すなど、安全にバスを運転できるように管理を行っています。

運行管理を始めた当初、困ったこと

入社当時40歳という年齢で、先輩や近しい社歴の方も、自分より年上の方が多くて、
そんな先輩や同僚を一転して管理する操車助役=上司の立場に。
サラリーマン社会には普通にあることでしょうが、私が美容師から転職したように
「運転が好き」「大きなバスが運転したい」という理由で異業種から転職してきた方が多い
バス会社ならではの雰囲気があって、やはり少し違うのかなと・・。

自分はそんなつもりではなかったのですが、一線ひかれているのかな・・、この人とは
仲良かったのになんか「壁」ができたような・・そんな雰囲気が感じられ、指導する立場と
してはこれまでのようにざっくばらんにラフなことも言えないのかなって・・
ある種悲しさも正直ありました・・。
それでも私自身、「常に楽しんで仕事する」がモットーなので、そこは変わらず、
良いことは良い、あかんことはあかん、どれだけ助役としての役割を果たしていくかで
変えていけるだろうな、という気持ちをもって取り組みました。

営業所には一般のお客様から様々なお声も寄せられます。

例えばご年配の方から「○○へ行くには、どのバスに乗ればいいですか」という
お問い合わせに、丁寧に、ゆっくりと、何度でもご説明することを心がけました。
すると「親切にありがとう」とお言葉が返ってきます。それ以来「親切に」の3文字を
キーワードに、その言葉が付けられることを念頭に対応してきました。

ごくまれに、苦情をいただくことも。
運転士の受け答えの話し言葉に対する苦情・ご意見です。
降車時に「ありがとう♪」など、短い会話はしますが、それ以上の対話には
あまり慣れていない運転士もおり、言い間違えや言葉足らずであることも・・。
もちろん今の時代は、お客様の受け止め方も様々であり、
最前線でお聞きするのも私たちの役割であり、詳細に確認したうえでお話させてもらいます。
運転士には「こういうご意見がありました。思い当たるふしがあれば改善をお願いします」と
ありのまま・そのままに、自然体で伝えることを心がけました。

今は、ドライブレコーダーがあるので客観的に判断でき、とても便利です。
当該現場の映像を確認すると、1から10まで全部悪いことはほぼなくて
ある一部分に、「今の言葉、まずかったと僕は思います」
「あ、この部分じゃないですか?って」そんなスタンスで続けてきた結果、
納得、改善してもらえるようになりました。

感染症の拡大で欠便の危機

感染症の拡大時の頃は運転士が足りずに、それはもう大変でしたね・・。
いったん陽性となれば1週間の自宅待機です。
欠便を出さないためにみんなで「こんな方法どう?」「このやり方ってすごいよ!」と
知恵を出し合うことに一体感がありました。
私たちもハンドルを握り、なんとか欠便を出さずに終えた時の達成感はひとしおで、
今でもよくのり越えられたな!と、アイデアとチームワークで乗り切った感じです。

現在、ふだんからの楽しい職場づくりに向けて、進んで明るいコミュニケーションを
取っています。当初に比べると運転士も車両故障や体調面はじめ、なんでも話して
くれて頼ってくれる部分もあるかなと、日々、充実した毎日です。