和歌山バス㈱
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人に喜んでもらうことが何よりのやりがい。
黄綬褒章受章者の指導運転士に教えを受け、接客の本質と運転士の仕事への誇りを引き継ぐ
2024年に指導運転士補、2025年7月1日より指導運転士にキャリアアップ

Fさん

入社の経緯
20歳になって普通免許を取った時、車の運転ってこんなに面白いのか!と感動。
転機になったのは社内旅行でした。その時お世話になったバスのドライバーさんの運転のなんて素晴らしいこと!あんな大きな車を縦横無尽に操れるなんてすごい!
しかも人当たりも柔らかく、いつしか自分もああなりたいと。
そこで一念発起、大型免許を取ってトラック乗務に舵を切り、運転技術を磨いて経験を積んでいきました。

入社当初~現在

2000年、当社であこがれのバス運転士デビュー。今でも「人」を乗せて運ぶ上で心がけているのは、お客様にはできるだけやさしい気持ちで接することです。
お客様への心構えとして私は、最終ターミナルでバスを降りるすべてのお客様に、感謝の言葉を述べることを20年以上続けています。これは単なる習慣ではなく、私の接客の原点であり、信念です。その心構えは、尊敬してやまない一人の先輩から教わったものでした。先輩は、長年にわたり公共交通のバス運転士として職務に精励し、その功績により黄綬褒章を受章された指導運転士でした。その方から薫陶を受け、「お客様一人ひとりに敬意を払い、感謝の気持ちを忘れないこと」が接客の本質であると教えられました。私はその教えを胸に刻み、今も変わらずその意志を引き継いでいます。お客様に対する心構えは、単なるマナーではなく、私の仕事に対する誇りであり、人生の指針でもあります。
ブレーキひとつにしてもショックを与えない、荷物の多いご高齢の方には席を離れてでも手伝う、乗り方を知らない方に、両替はここですよ、ICカードはここに充てるんですよ、とお声がけしています。
先日も、バス停スペースと路面の隙間ができないように目いっぱい車体を寄せて止めたところ、ご高齢の方が降車後に振り返って「降りやすかったよ、ありがとう」となんどもお辞儀してくださって、やはりお客様に喜んでもらえるっていいですね!
そんな私のことを上司の方はよく見てくださっていたのか、昨年に指導運転士捕のお話を戴き、今年7月1日付けで指導運転士にしていただきました。

メッセージ

お互いが気持ちよい時間を共有できればこんないい職業はないなと、いつかのバスのドライバーさんの姿がずっとあって、今それが実現できていることがとても嬉しいです。
運転士は個性が様々ですが、相談事には誰もが親身になって応えてくれる、みんなやさしくいい人ばかり、楽しい職場ですよ!これまで私が指導させてもらった3名の新人運転士も、顔を見れば声をかけあって1つのグループとして励まし合っています。ぜひいっしょに、仲間となり楽しくお仕事しましょう。